下肢静脈瘤

こんにちは😀
まだまだ寒い日が続いていますね🥶
暦の上では立春も過ぎ、春になっていますが
もうしばらくの辛抱ですね🌞春が待ち遠しいです🌸
さて、
今回は下肢静脈瘤について書いていきます!!
下肢静脈瘤は主に静脈の逆流防止弁の機能不全が引き起こす症状です。

それではなぜ、機能不全が生じるのでしょうか?
関連因子として考えられるのは、
妊娠出産、立ち仕事・デスクワーク、スポーツ、肥満、加齢、女性など。
いずれも脚の静脈が圧迫されるなど、
静脈弁への負荷が中長期的に続くことが要因と考えられています。
また、先天的に静脈や弁の機能不全がみられたり、
脚の血流が滞りやすい体質をもっているなど遺伝によって
発症するケースもあります。
下肢静脈瘤の原因
①肥満

腹圧が高いと下肢静脈や弁への負荷が大きくなります。
また、血液中の脂質やコレステロール値が高いと
血栓性静脈炎を発症するリスクがあり、
静脈瘤に痛みが生じます。
②加齢
加齢とともに逆流防止弁の働きは衰えますが、
脚への負担は積み重なり、負荷が増えていきます。
特に60〜70代の発症率は高くなります。
③立ち仕事・デスクワーク

長時間の立ち仕事は血液が脚に滞留しやすく、
下肢静脈瘤を発症しやすい傾向があります。
座りっぱなしのデスクワークも血液の滞留が起こりやすくなります。
④妊娠・出産経験のある女性
女性は妊娠出産による負荷などで下肢静脈瘤を発症しやすい傾向にあります。
特に第二子出産以降、出産回数が多いほど発症・悪化のリスクが高くなります。
⑤激しいスポーツ

脚に外傷を負うスポーツをしていたり、
過去にしていた場合に発症するケースがあります。
⑥遺伝
血縁者に下肢静脈瘤を患った人がいる場合は、
先天的に発症しやすい体質をもっている可能性があります。
遺伝の場合、男女や年齢を問わず発症します。
下肢静脈瘤の主な症状

- むくみ
- かゆみ
- 重い、だるい
- 疲れる
- 脚がつる
- 痛み
- 色素沈着
- 潰瘍ができる
初期には静脈瘤が見られるだけで特に症状がないことが多いですが、
血液の流れが悪いため、脚のむくみ、かゆみ、脚が重だるく、
疲れを感じるなどといった症状が出ることもあります。
下肢静脈瘤の治療法
基本となる治療法は「圧迫療法」です。
脚を圧迫して静脈拡張や下肢静脈の血液停滞を抑えます。
症状が強い方、血液の逆流が生じている方は合併症を引き起こすケースがあり、手術をすることもあります。

圧迫療法
弾性ストッキングを履く治療法です。
治療用の弾性ストッキングは足首部分の圧力が強く、
心臓に向かって圧が弱くなるグラデーション設計になっており、
圧迫によって血液の逆流や停滞を抑えることができます。
履くだけで脚のむくみや、脚が重い、だるい、
痛いといった症状は軽減することができます。
手軽な治療ですが、静脈瘤を消失することはできないため、
症状の重い方には手術療法と併用して行います。
また、静脈瘤の悪化予防・再発予防には有効な治療といえます。
下肢静脈瘤の予防・軽減・再発防止のポイント
①医療用弾性ストッキングを着用する
脚を適切に圧迫することで、血液の滞留を防ぎ血管の拡張を抑えます。
②生活習慣を整える

肥満は下肢静脈瘤を引き起こす一つの要因となります。
適度な運動や規則正しい生活、バランスのとれた食生活などを心がけましょう。
③脚のストレッチやマッサージをする

かかとの上げ下げを繰り返すなど、
ふくらはぎの筋肉を収縮させるストレッチがお勧めです。
お風呂でのマッサージも効果的です。
④脚を高くして寝る

クッションや枕などを膝下に入れるなどして、
脚を心臓より高くして寝ましょう。
脚から心臓へと血液が流れやすくなります。
⑤長時間立ちっぱなし、座りっぱなしを避ける

仕事柄避けられない場合は、足踏みやかかとの上げ下げを繰り返すなど、
ちょっとした動きを取り入れるだけでも効果があります。
いかがだったでしょうか?
普段から下半身の血流を良くしておくことが大切です!!
当院でも足の負担を減らすためのメニューを
用意しております😀
気になる方はお気軽にお声掛けください😌
中原区、武蔵新城の駅から徒歩5分!
しんじょう中央接骨院・整体院は
コロナ対策として
施術者の検温、換気、手指消毒、治療の後のベッドの消毒、
使い捨てフェイスシートの使用等行っております。
可能な限り、コロナ対策をこれからも行ってまいります。
今後とも何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m
診療時間
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土日祝 9:00~12:00 15:00~18:00
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TEL 044-982-1912
しんじょう中央接骨院・整体院
院長 青柳 友大
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