入浴のメリット

こんにちは😄
とても暑い日が続いていますね🥵

日々の忙しさやこの暑さのなかで、
お風呂を沸かして湯船に浸かる時間を確保できず、
ついシャワーのみで済ませてしまうことがないでしょうか。
実は、湯船に浸かって体を温めると、多くのメリットが期待できます。

たまにはゆっくりとお湯に入って、
疲れた体と心を休められる時間を作れると理想的です。
今回は、お風呂と健康の関係についてお伝えします。
入浴のメリット
入浴による健康へのメリットは大きく分けて3つあります。
①温熱
入浴による最大のメリットは温熱の作用です。

温かい湯船に全身が浸かると、体が温まって血管が広がり、
血行が良くなります。
血液には、私たちの体のすみずみまで酸素や栄養を運び、
そして二酸化炭素や老廃物を排出する役割があります。
血行が良くなると、筋肉の凝りがほぐれ、
疲れが取れやすくなるのがメリットです。
ほかにも、体を温めることは内臓や自律神経にも良いといわれます。
シャワーを浴びる場合と比べて、
全身をしっかりと温められるのが大きな違いです。
②浮力
水のなかでは「浮力」と呼ばれる作用がはたらき、自然と体が浮いてきます。

実はこの浮力は、
お風呂で湯船に浸かっているときにもはたらいているのです。
浮力があることで、体重が普段の10分の1程度になります。
そのため、常に体の重みを支えている筋肉や
関節をリラックスさせることにつながります。
体の重みから解放されて緊張が減るため、
体と心をゆったりと休められるのがメリットです。
③水圧
普段、立ちっぱなしや座りっぱなしなど、
同じ姿勢で過ごすことが多いと、足がむくみやすくなります。

お湯の中で体に水圧がかかると、
静脈(心臓に戻る血液を運ぶ血管)にも圧力がかかり、
血行が促進されます。
また、腹部が縮んで呼吸の回数が増えたりするのがメリットです。
適度なしめつけによって、滞りがちな血行が促されます。
体へのマッサージ効果が期待できるだけでなく、
むくみの解消につながると考えられています。
お風呂の適温とおすすめの入浴時間

お湯の温度は40℃くらいがよいでしょう。
体を温め、血行をよくするためには、
体の内側の温度(深部体温)を0.5~1℃あげる必要があります。
私たちの深部体温は37℃程度なので、
それより少し高い40℃のお湯に浸かることで、
深部体温をあげることができます。
深部体温と同じくらいの温度のぬるま湯だと
体温をあげることができません。
一方で、お湯が熱すぎると心身を緊張させる
交感神経が活性化してしまい、リラックスできません。
心身のリラックスには副交感神経を活性化させることが重要で、
それには熱すぎずぬるすぎない40℃がよいと考えられています。

お湯に浸かる時間の目安は10分で、肩まで浸かることが大切です。
もっと長めに入ったほうがリラックスできると思う方もいるかもしれません。
たしかに長めの入浴でリラックス効果は増しますが、
体温が上がりすぎるリスクがあるため注意しましょう。
また、肌のうるおいが必要以上に奪われ、乾燥してしまいます。
入浴後は肌の乾燥を防ぐため、なるべく早く保湿しましょう。
今回は、お風呂で湯船に浸かるメリットをご紹介しました。
入浴時には、可能であればシャワーよりも湯船に浸かって、
体を温めるようおすすめします。冷えやすい冬はもちろん、
暑い今の時期でもクーラーで身体は冷えている方は多いです。
疲れを取るためにもぜひご紹介した入浴のポイントを参考にしてみてください。
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しんじょう中央接骨院・整体院
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