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季節の変わり目に鼻水が出る原因と予防方法

2024.10.29 コラム

季節の変わり目になると、鼻がむずむずし、くしゃみや鼻水が出ることがあります。もしかしたら、これらの症状は寒暖差アレルギーかもしれません。

また、今は症状が出ていなくても、ある日急に症状が現れる可能性もあります。つらい症状を予防するためには早めの対策が効果的です。

季節の変わり目に鼻水が出る原因とは?

季節が移り変わる時期は体調を崩しやすくなる方も多いでしょう。しかし、なかには風邪でもないのに鼻水に悩まされるケースがあるため注意が必要です。

寒暖差アレルギーが原因?

昼は暖かいのに夜は冷え込むといったように、昼夜の温度差が大きい日が続くときは寒暖差アレルギーに気を付けましょう。寒暖差アレルギーは特に成人女性に多いとされていますが、まだ発症原因は明らかにされていません。

ただし、昼夜で約7度以上の寒暖差があると、自律神経のバランスが崩れて鼻炎症状が現れると考えられています。さらに、温度差だけでなく、精神的なストレス、タバコ、排気ガスなども寒暖差アレルギーの発症につながることがあるでしょう。

寒暖差アレルギーの症状は以下のとおりです。

・くしゃみ

・鼻づまり

・鼻水

・だるさ

・食欲不振

季節の変わり目の鼻水を予防する方法

鼻水や鼻づまりはつらいだけではなく、睡眠障害や仕事のパフォーマンス低下にもつながりかねません。季節の変わり目を心地良く過ごすためには、予防が大切です。

寒暖差アレルギーの予防法

寒暖差アレルギーの予防のためには、温度差を小さくして血行を良くしましょう。部屋が寒い場合は、エアコンなどで事前に暖めておくと症状が出にくくなります。また、外出時は羽織れるものを携帯し、こまめに体温調節をしましょう。

ストレッチのような軽い運動をしたり、ショウガやトウガラシなどの体を温めるものを食べたりすると血行が良くなります。ストールや膝かけなどを活用し、体が冷えないようにしましょう。

また、生活習慣を見直して自律神経を整えることも効果的です。質の良い睡眠を十分に取り、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど栄養バランスの良い食事を心がけるといった、規則正しい生活を送りましょう。

この他、精神的なストレスも自律神経に悪影響を与えるため、自分に合ったストレス解消法を見つけておくのもおすすめです。

鼻水への対策で季節の変わり目を快適に

くしゃみや鼻水の症状が現れると、熟睡できなかったり、仕事のパフォーマンスが下がってしまったりすることがあります。そのため、症状が現れる前からの対策が重要です。

温度差を小さくしたり、自律神経を整えたりすると寒暖差アレルギーの予防につながります。不快な鼻水への対策を行なって、季節の変わり目を気持ち良く過ごしましょう。

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