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セーバー病(踵骨骨端症)とは?成長期に多いかかとの痛み

2025.03.15 コラム

こんにちは😊

しんじょう中央接骨院です🎉🎉

「最近、うちの子がかかとを痛がって、運動を嫌がるようになった…」もし、あなたのお子さんがこのような症状を訴えたら、それはセーバー病(踵骨骨端症)かもしれません。

セーバー病は、成長期の子供たち、特に活発なスポーツをする小学生から中学生によく見られる、かかとの痛みです。成長期は、骨が急速に成長する時期であり、特にかかとの骨(踵骨)は、成長軟骨と呼ばれる軟骨部分を含んでいます。この成長軟骨は、まだ十分に骨化していないため、繰り返しの負荷に弱いという特徴があります。

そのため、ジャンプやランニングなど、かかとへの衝撃が大きいスポーツをすることで、成長軟骨に炎症が起こり、痛みが生じるのです。

セーバー病の原因

セーバー病の主な原因は、スポーツなどによるかかとへの繰り返しの負荷(オーバーユース)ですが、その他にも以下のような要因が考えられます。

アキレス腱の柔軟性低下: アキレス腱が硬いと、かかとへの負担が増加します。

足の使い方の癖: 足のアーチが低い、または高いなど、足の構造的な問題や、歩き方、走り方の癖も影響します。

靴が合わない: サイズが合わない、クッション性の低い靴を履いていると、かかとへの負担が大きくなります。

セーバー病の症状

セーバー病の主な症状は、かかとの後ろ側や側面の痛みです。特に、運動後や朝起きた時に痛みが強くなることが多いです。また、かかとを押すと痛みを感じることもあります。重症化すると、歩行が困難になる場合もあります。

セーバー病の対処法

セーバー病の対処法としては、以下のようなものが挙げられます。

安静: 痛みが強い場合は、スポーツ活動を一時的に中止し、安静にすることが重要です。

アイシング: 患部を冷やすことで、炎症を抑え、痛みを軽減できます。

ストレッチ: アキレス腱やふくらはぎのストレッチを行うことで、柔軟性を高め、かかとへの負担を軽減できます。

インソール: かかとへの負担を軽減するために、クッション性の高いインソールを使用することも有効です。

整骨院での治療: 整骨院では、手技療法や物理療法などにより、痛みの緩和や症状の改善を促します。

セーバー病の予防法

セーバー病を予防するためには、以下の点に注意しましょう。

運動前後のストレッチを十分に行う: 特に、アキレス腱やふくらはぎのストレッチは入念に行いましょう。

適切な靴を選ぶ: サイズが合い、クッション性の高い靴を選びましょう。

運動量を調整する: オーバーユースを避け、適切な運動量を守りましょう。

足の柔軟性を高める運動を行う: 足の指を使った運動や、足首のストレッチなどを取り入れましょう。

しんじょう中央接骨院では、セーバー病に対して、以下のような治療を行っています。

手技療法: 筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで、痛みを軽減します。

物理療法: 電気刺激などの物理療法により、炎症を抑え、組織の修復を促します。

運動療法: 患部の状態に合わせて、適切なストレッチやトレーニング指導を行います。

セーバー病は、早期の治療と適切なケアが大切です。もし、お子さんがかかとの痛みを訴えたら、早めに当院にご相談ください。

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